最近大きなファイルを扱うようになって,パソコンの能力不足が顕著になってきた。
パソコンは私にとって第二の頭脳(いや,第一かも・・・)といっても差し支えないほどに,日々の業務に不可欠の存在となっているので,ここで被るストレスは日々蓄積して尋常ならざるものとなるのである。。。
しかし,パソコンの大規模メンテもまた時間がかかる大いなるストレスである。HDDのなかには膨大かつセンシティブな依頼者の個人情報が詰まっているため,到底他人にはメンテナンスを頼めない。
ブロードバンド時代には一瞬のうちに大量の情報を転送され,かつ複製されるので,いったん流出した場合には致命的大損害になる。
というわけで,貴重な休みの時間を使ってメンテするわけだが,いろいろと障害が生じて,そのたびに別PCからインターネットを検索して先人の対策を学ばせていただいている。
今回問題になったのは,o2media.sys のトラブル
インターネット情報によると,富士通の特定機種のこのsysファイルが,Windows7のインストーラに必要な情報を提供できないという問題のようだ。対策は,メモリを2GB以下に戻すこと。メモリ不足解消のために4GBへ増設したのがトラブルの原因だった。
どうやらこの問題はvistaアップグレードのときにも発生していたようなのだが,Windows7になっても対応されていなかったようだ。
こういう具合に,マイナーな問題点は,えてしてメジャーレベルで対策されないことがおおいのは,PCだけでなく法律の世界でも同じことだ。
それでも困っている人がでてくるのもまた事実であり,我々弁護士もマイナーだからといって問題を軽視してはならないという教訓として,書き留めておく。