Category: 交通事故
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交通事故賠償額表計算シート マイナーバージョンアップV3.2
交通事故賠償額を計算するための、マクロ使用の表計算シート(Microsoft Excel用) tracalcuです。 変更部分 * 令和2年の賃金センサスを反映しました。 なお、今回の統計から学歴分類が一部変更されています。 「専門学校」と「不明」が追加され、大学と大学院が分離されました。 * ファイルのハッシュ値(SHA256) 7544B907CCDCA9FC6DE4B0E4E1146D099C5205D1E5FB40799102D3068A450C04 残念ながら、当職が昨年度で交通事故紛争処理センターのあっせん委員の任期を終えましたので、今後の算定表の改変について十分なフォローができなくなりました。 有用な情報をお持ちの方からのご提供を歓迎します。 令和2年簡易生命表は7月頃発表です。
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交通事故賠償額表計算シート バージョンアップV3.1
交通事故賠償額を計算するための、マクロ使用の表計算シート(Microsoft Excel用) tracalcuです。 変更部分 * 「既払」タブで労災の相殺計算ができるようになりました。 * 入通院慰謝料(黄色本)計算のバグを修正しました。 * 令和元年生命表を反映しました。 * ファイルのハッシュ値(SHA512) 778A64F606A323686D98126B74DC18DB3022B1DE4092E5A6E7FCB7B96D0D77D3A7A8145CA3D561103F159E73204E863EAFC61FA1C4A1113C37C54178BDE4CB30
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交通事故賠償額表計算シート バージョンアップV2.3 令和元年賃金センサス対応
交通事故賠償額を計算するための、マクロ使用の表計算シート(Microsoft Excel用) tracalcuです。 変更部分 * 入通院の日数計算のバグを修正しました。 * 算定表の一括削除のバグを修正しました。 * 令和元年賃金センサスを反映しました。 * 今回からファイルのハッシュ値を表示します(SHA512) 5DBD390152E9707BE677F0F9AF68C91A55B6749D8A72745B950A01E27EC6887BFC7AFF176D991C34EB3E02BE41E81A96297B98192F00129BC90D1DD4838253F4
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交通事故賠償額表計算シート バージョンアップV1.70
交通事故賠償額を計算するための、マクロ使用の表計算シート(Microsoft Excel用)です。 変更部分 * 年齢の自動計算部分に生じるバグを修正しました。 * 平成30年の簡易生命表を平均余命に反映しました。
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交通事故賠償額表計算シート バージョンアップV1.21
交通事故賠償額を計算するための、マクロ使用の表計算シート(Microsoft Excel用)です。 交通事故賠償額表計算シート tracalcu とらかるく 私が、交通事故紛争処理センターであっせん案を作るときの計算機として使っています。 結構使いやすいと思うので、提供しております。 これまで、ライブラリの中という見えにくい位置にあったためか、閲覧件数がいまいちですが、いちどお試しいただければ幸いです。 平成30年賃金センサスのデータに対応しました。 元データはこちら。
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示談書の書き方について
示談書の目的は、一定の紛争状態について、当事者が一定の合意をして、その紛争を「完全に」終了させることです。 そのため、①紛争を完全に終了させない合意書は、「示談」というより、「覚書」「確認書」というべきであり、②「示談書」である限りは、どの範囲の紛争に適用するのかを厳格に特定する必要があります。 示談書の内容を順に検討してみましょう。 1 タイトル 「示談書」「和解書」「合意書」いずれでも結構です。ただし、上記の通り、中間的な合意は「覚書」「確認書」と表現されることがあるので、最終の合意であることを示す意味では、「示談」「和解」のタイトルがよいです。 2 頭書き 示談書に署名する当事者を列挙して、それらの者の間の合意であることを確認します。その際、主に権利を主張する側を甲、義務を負う側を乙とし、その他の関係者には、順次丙・丁(ヘイ・テイ 普段使うのはせいぜいここまで、以下・戊・己・庚・辛・壬・癸 ボ・コ・キョウ・シン・ジン・キ と続きます)と符号をつけると後の記述が楽です(ただし、混乱して表示を間違わないようにしましょう)。 3 各条項 (1)案件の特定 まず、その示談書が何の解決のために作られたのかを明示します。事件・事故の場合は、5W1Hで、対象を具体的に特定します。 この特定が重要なのは、最終条項で、「本示談書に定める条項のほか、本件に関し、当事者間に一切の債権債務のないこと」を確認するときに、「本件」として引用されるためです。 たとえば、当事者甲・乙の間に、全然別のA事件とB事件があって、それぞれ紛争になっている場合、A事件の示談書で、「・・・条項のほか、当事者間に一切の債権債務のないこと」と記述して「本件に関し」の部分を書かないでいると、最悪の場合、B事件のほうもその示談書で解決済みと扱われても仕方がありません。そのため、「本件に関し」を入れるか入れないか、よく考えて決定する必要があります。 (2)権利の行使条件 示談書は、単なる当事者間の約束事に過ぎず、公正証書にしない限り、裁判なしでは強制執行ができません。また、公正証書にした場合であっても、強制執行できるのは金銭給付請求部分のみであって、建物の明け渡しや、物の引き渡しを強制することはできません。 内容があいまいであったり、違法が含まれていたりして、公正証書にできないようなレベルの示談書を作成してしまうと、後に違約があった場合の対応措置が制約される危険性があるので、権利義務の内容や、行使の要件などは、民法・商法・会社法その他の法令に適合し、かつ一義的に特定できるように記述し、誰から見ても同じ意味での解釈をされるように留意する必要があります。 (3)違約時の対処 違約があったらどうするかを事前に完全にカバーすることは結構難しい問題です。しかし、合意なしに法的に主張できる制裁手段は非常に限られているので、話し合いができるうちにできるだけ有利な条件設定をしておくことは有効です。 (4)包括的清算条項 「示談書」完成時点では、原則として、当事者間のすべての債権債務関係の清算が合意されている必要があります。一般には、「相互に請求を放棄」「その他の債権債務なし」の二つのセンテンスで権利関係をリセットします。 (5)日付・署名 日付は原則として作成日です。持ち回りなどで署名時期がずれる場合は、最後の日とすればよいでしょう。 日付を遡らせることは可能ですが、当然合意が必要ですし、具体的な状況次第では遡らせることに意味がなくなるケースもあるので、事実と違う記述をするのはあまり好ましくありません。 示談書は最終合意で基本的には変更不可のものなので、慎重を期するためには、きちんと当事者が面談をして、その場で自署・捺印を確認するのが原則です。代筆や印刷では、後日信用性を争われた際に反証が難しくなる可能性もあるので、自署にしましょう。 (6)その他 契約ですので、各自1通づつ原本を持つのが原則です。ただ、印紙税の節約のために、一通だけを作って、債務者にはそのコピーを控えとして渡すという方法もあります。 合意書のなかでもっとも難しいのは、上記(2)の書き方です。これは、法律の体系をきちんと理解していないと、正確な記述をするのが難しい部分ですから、示談前に専門家にチェックを依頼していただくほうがよいでしょう。
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交通事故賠償額表計算シート tracalcu リリース
業務上使っている独自のプチソフトのシェアです。 verup版 交通事故賠償額表計算シート tracalcu とらかるく ざくっと使えるレベルになってきたので、生乾きですが、公開します。 バグフィックス、改善提案等は、固定ページへのコメントにてお願いします。 (実は、前にライブラリ等で公開していた小ネタ類は、サーバーのPHP他のバージョンアップで、手直しが必要になって、放置したままになっているのです)。 (リンク切れで不快な思いをされた方々にはお詫び申し上げます。復活要望があれば、バージョンアップしてみます。) (いいね!と思われたかたは、おひねり ちゃりんと ください<(,,)>。励みにします(;_;)」